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阿南毅と小僧の心
饅頭こわい 「行37」
2017.06.16
皆さんには怖いものってありますか?
どうしても苦手なもの。
爬虫類や昆虫類は結構多いかもしれませんね。
ちなみに僕は食べ物だとセロリとアスパラガスはどうしても食べれません。好きな人には悪いのですが、あれが美味しいっていう気持ちがわからないんです。
年齢を重ねる度に、何度もチャレンジしましたよ。もしかしたら食べれるようになってるかも!って。
でもその度に結果は…喉を通さずでした。
まぁ食べ物には意志というか、あちらから仕掛けてくるようなことはないので、僕が向き合わなければセロリもアスパラガスも、目の前にはこない。
ただ、動くやつは危険だよね。僕の意識する、しないに関わらず突然目の前には来たりするからね。
ここで名称を書くことすら憚られるほど、嫌いだし、想像するだけで倒れそうになる。
大分県の実家のお風呂でシャワー浴びようと浴室に入ったら、ちょうどシャワーの持ち手のところに「それ」がいて僕は叫びました。
僕「ギィヤアアアイ」
その叫び声を聞いて、僕の偉大なるお婆ちゃんが浴室に駆けつけてきました。
婆「つよし!どしたぁああ?!」
僕「ば、ば、ばあちゃん、あ、あ、あれ…」
気を失いそうになりながらも、婆ちゃんに助けを求めると婆ちゃんは「それ」を認識し僕に言いました。
婆「なんか、すもつくれん」(方言)
訳「なんだ、しょもうないことで騒ぐな」
そう、結局人によって違うんですよね。
僕にとってはめちゃくちゃ怖いけど、他からしたらそうでもない。
ブログタイトルの「饅頭こわい」はそのまんまで、饅頭が怖すぎてたまんないって人の落語の噺です。
オチが秀逸なんで是非聞いてみてほしい。(桂米朝師匠がオススメ)
落語を聞いてると勝手にだけど、学びを得てる。多分、そんな風に聞くもんじゃないんだけどね。
この「饅頭こわい」だってそうなんだけど、つまるとこ人によって違うってことを言ってるわけ。
美容の仕事でも同じかなって。
例えばカラーの刺激がある人とない人がいる。自分は痛くないから他の人も痛くない、なんてことはないわけで。さらに言うと、その痛みの度合いも細かく違う。
すぐに痛くなる人、じわじわ痛くなる人、家に帰ってから痛くなる人。
いつも痛くなくても、たまたまそのときだけ刺激を感じるなんてことも往往にしてある。
だから常に確認しないといけない。
当然、確認してるとは思うけどシャンプーもスパもブローもパーマもなんでも同じことだから、僕らにも言えるけど毎回毎回細かく全てをって出来てなかったりもするのかなぁって。
シャンプークロスひとつとっても、首回りを完全に乾かした物しか使わないサロンもあれば、明らかにさっき使ったやろ!湿ってるやんってサロンもある。
正解はないし、それぞれ事情もあるだろうけど、僕は乾いてる方がいいなあ。細かいけどね。
オレンジコスメの商品を褒めてくれる人は多いけど、もしかしたら怖くて2度と見たくないって人もいるかもしれない。
そのもしかしたらがあったとして、なぜ怖いのかを考えると、理由はたくさんあるだろうけど
その理由に上で書いた確認とかもあるんじゃないかって思う。
ほんと人によって違いがある。
大小はあれど違いは違い。
そこんとこ、よく考えてやっていきたいなぁって米朝師匠に教えられたって噺です。
商品のお問い合わせ、サポート、講習依頼などの詳細はFacebookメッセージか、anan@orange-cosme.comまでよろしくお願い致します。
カテゴリー:小僧