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阿南毅と小僧の心
炎上 「行111」
2017.08.29
すげぇ…ポテチ食べなくても生きていける
どうも、オレンジコスメのアナキンこと阿南です。
懐かしい話を1つ。
アナキンが小学生の頃、同級生の女子の靴が隠されるという事件が起きました。
(イジメとかではなく、好きな子にちょっかい出したいっていう男の子の悪戯です)
クラス全員で探した結果その女子の靴は見つかったのですが担任の先生は激怒しまして…帰りの会とやらで犯人探しが始まったのです。
「みんな目を閉じて。そして自分がやったという者は正直に手を挙げなさい。」
先生はベタなことをやり始めました。小学生とはいえ、そんな素直に手を挙げるわけがありません。(先に書いておきますが犯人は僕ではないです、ここ重要)
誰も手を挙げないので業を煮やした先生は、一人一人今回の事件について思うことを書けと作文を皆に言い渡しました。
そうして皆が書いた作文を名前は公表しませんでしたが読み上げ出したのです。
色々な意見がありました。
「かわいそうだと思う」「自作自演じゃないのか」「早く帰りたいです」
まぁだいたいが気持ちのこもっていない、なんとなくの作文です。僕も多分かわいそうとか当たり障りのないことを書いた気がします。
そんな中、衝撃的な作文がありました。
「つん君(僕のあだ名)が隠したと思います」
…は?オレ?
早く帰りたいという皆の思いで弛んでいた空気は一瞬にして変わりました。
「お前のせいか!!」という怒りがクラス中に渦巻き、その渦のど真ん中に僕は突然放り込まれたのです。
しかし、これは完全な誤解。
しかし、釈明のしようがない。これは個人の思いなので誰がどう思おうと文句が言えないわけです。ましてアナキン小学生です、自分じゃないのだと論理的に説明することなど出来るわけがありません。出来るのは怒りに打ち震えることだけでした…。
結局、作文まで作らせて、僕に罪っぽいのを押しつけたまま犯人探しはうやむやになり帰りの会は終わりました。
この犯人、実は僕の友人でして犯人に仕立てられた僕に申し訳なく思ったのか後日先生の元へと自首していったので、その誤解は解けましたが。しばらく「つん君」は靴を隠す奴みたいな肩書きがついてまわったことが小学生時代の忘れられない嫌な記憶であり、
生まれて初めて「炎上」を経験した瞬間でした。
現代では「炎上商法」なるものが確立されています。良くも悪くも目立ち、注目を浴びることで認知度を高めて売りに繋げる手法です。
似たような物が多いですから、どうやって多くの人に知ってもらうか?を考えた時、コストかけずに手っ取り早いのは炎上させることだろうなって僕も思います。
実際に小学生の時に「靴隠しのつん君」は全校で話題になりましたからね…。炎上って半端ないんですよ。
色んな商法があるし、どんな手を使っても人を傷つけないならいいと思うんですが「炎上商法」は微妙です。場合によっては企業や個人をディスります。そうするとディスられた企業や個人についてるファンが、その相手を叩いていく。それが今はSNSなんかであっという間に拡散され一躍時の人ってわけです。
狙ってやる人もいれば、その気がないのに炎上してしまう人もいる。
後者は仕方ないですよね。その人がどういう人かにもよりますが、その気がないとすればこれはもうかわいそう。まさしく「つん君」です。
前者もある意味でかわいそう…つん君はそう思いますね。そういうやり方しかとれないんだなぁって。炎上にかぎらずですが自分の意見や想いを伝える方法として、毒を吐いたり批判をしたりってどうなんでしょう。
あいつは歯に衣着せぬ物言いですげぇ気持ちいいや!ってなりますかね。そうだとすれば、周囲に助けられてるんでしょう。
僕もなんでんかんでん思ったことを言ってしまうので、ある時社長に諭されたことがあります。
「思ったことを言うの良いことだ、それを出来る人間は少ない。でも言われた方がどう取るかまで考えて自分の思ったことを言える人間はもっと少ない。口に出すことが出来るんだからそこまで考えてみ。」と。
確かにそれをやっていけば無駄なトラブルや、それこそ炎上は起きないだろうなって思いましたね。
もちろん無駄に火を起こして次々と薪をくべる人らには意味のない論でしょうけども。
僕は神や仏を信じる人間ではございませんが
天網恢恢疎にして漏らさず。
見てますよ、きっとね。
炎上の繰り返しではいつか消し炭になります。
どんな時、場面でも炎上上等!ではなく正々堂々!と活動をしていきたいものです。
あ、もし僕個人が炎上して「つん君」再来になってしまったらどうか皆さんブログを読んくださっているよしみで火消しに走ってやってください。
お願いします。
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anan@orange-cosme.comまでよろしくお願い致します。
カテゴリー:小僧