Orange Blog

阿南毅と小僧の心

準備万端 「行93」

2017.08.11

見ろ。

(うわっ、僕ひでぇ顔してる)

 

見ろって。

(モンスターやん、僕)

 

こっち見ろ。

(鼻の穴膨らんで笑いそうやん、僕)

 

み、み、見たぁ!!!

(目が合うって、なんか嬉しいね)

 

ご覧になっておわかりになると思いますが、カラーしてもらってます。もうお盆は目の前ですし先祖をお迎えするのに退色ヘアーでは申し訳ないですからね。

 

ちなみに僕の先祖は元お侍の和尚さんって祖母から聞きました。僕の中では強靭な肉体を持ったどこぞの将軍って勝手な先祖像を作り上げていたので、少々拍子抜けしましたが

そんな僕が書いているのが小僧ブログ。そして先祖は和尚さん。

 

うーん…特に狙ったわけではなかったのですが輪廻転生というやつでしょうか。

 

ちなみに続きになっちゃいますが、僕の生まれた大分県の片田舎ではお盆の時期になると小松明火祭り(こだいひまつり)なるものが開催されています。

 

小松明火祭り(こだいひまつり)とは、大分県豊後大野市緒方町の原尻の滝及び緒方平野一帯で毎年お盆に開催されている火祭り。

江戸時代から行われてきた米の豊作を願う虫追いの行事であり、原尻の滝及び緒方平野一帯で13,000本の小松明(こだい)と呼ばれるたいまつが灯されます。

 

まずは明るい時間帯に親父達が準備します。

竹に油を染み込ませた布入りの缶をくくりつけて日が暮れるまで待機です。

 

 

花火の合図とともに一斉に点火します。

 

 

町一帯に等間隔で並び煌々と燃える松明はとても美しく、この日ばかりは県外からも人が押し寄せて本当に田舎町なんですが交通規制が起こるほどです。

 

小松明火祭りの説明では豊作祈願となっていますが、僕が幼少期に祖母から聞いた話ではご先祖様が家に帰ってこられる際の灯りなんだと。明るくなるまで燃えて道を照らしてるから、みんな道に迷わずに家に帰ってこれるんだよって。

 

ええ話やないですか…。(さすが、ばあちゃんや)

 

まぁ人によって解釈は違うかもしれませんが、一見の価値はある祭りなので機会がありましたら是非我が生まれ故郷へ。

 

とかなんとか書いてるうちに放置時間です。

西山君は僕を置いて隣の大御所の髪を切りに行きました。

 

 

ちなみにカットされてるのはオレンジコスメのメカニック「宮岡さん」です。

 

もともとは僕ら同様に美容師。ただ宮岡さんはガチで店長の肩書きを持って働かれていましたので美容師歴も長く、当然技術はピカイチです。(西山店長は、偽ですので)

 

宮岡さんは美容技術もさることながら、なんで?ってくらい機械や車に強いんですよね。

あれ?宮岡さんいないなぁ…って思うと駐車場で僕らの社用車を改造してたりしますからね。美容師も職人ですから、やっぱ通ずるものがあるのかな、なんて思っていますが。また宮岡さんについてはじっくりと書きますね。

 

で、西山君は宮岡さんのカット中。

僕は八染でカラーリング中と。

放置時間に気を配られていないと本当寂しいもんですたい。

 

というわけでアプリを一つインストールして…

 

 

パシャり。

(やっぱ濃い顔にはターバンハマりますね)

 

 

調子に乗ってもう1枚。パシャり。

 

 

…僕はもう世間一般的にはオッさん枠に入ると自覚しているのですが、このアプリはやばいですね。

 

若者がこぞって写メるのよくわかりました。

 

…って今はもう「写メ」って言わないらしいですね。どうも「インスタ」って言うようですよ…

 

とりあえず「写メ」送ってよ!

なんて言ってると若者からは、なんだこのオッさん?ってなるかもしれませんね。

 

そもそも「写メ」って写真メールの略語なわけですから、今の若い子達はLINEとかですもんね。そら伝わらんわ…

 

 

ついてけねぇ…そう思ったあなた。

ご安心を、僕も同じです。

 

アプリが楽しくてアフター撮らずに終わるという失態をおかしてしまいましたが、安定の八染いつもと同じ…いや今日はいつも以上に美しく仕上がりました。

安心してご先祖様お迎え出来そうです。

 

準備万端。

 

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カテゴリー:日常