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阿南毅と小僧の心
日々是練習也 「行51」
2017.06.30
本日はアンセスのフォローも兼ねてアイロン講習をさせていただきました。
人間のモデルもいいのですが、ハードなトレーニングには下の画像のような…
って…これ何かわからないって人多そう。
なんだろう、タボの塊というか、真っ黒黒助的な何かというか。
わかる人にはわかると思うけど、
これは「ナオミ」という名前のついたウィッグです。
この角度でもわからないな。
おっ、ここから見ると顔がわかる。
美容師さんとも話してたんだけど「ナオミ」って名前で大丈夫か?って。
だって、これ露骨にキャンベルだよねって。
まぁキャンベルも日本のウィッグまでは見てないっしょ、って話をしながら薬剤を準備。
アンセスには溶剤が2種類あって1つは上で使ってるpH7.8のニュートラル。もう1つはpH6.8のアシッド。
どっち使えばいいの?ってよく聞かれるけど、よりダメージを小さくって考えるならアシッドで、よりしっかりかけたい伸ばしたいって考えるならニュートラルかなと思う。
どちらにせよ酸性だし、一般的なアルカリに比べるとリスクは少ないかなと。
ただ、ナオミみたいな強烈なクセ毛を6.8アシッドで伸ばすのは難しさもあるので、今回は7.8をチョイス。
ちなみに薬剤塗布前に「プレアイロン」なる技法で片方だけ伸ばしてみた。
「プレアイロン」についてはまた別日に書こうと思うので、お知らせだけ。
薬剤を塗布したら例によって10分放置。
水洗して軽くシャンプーでバブリングし、8割ドライでアイロンに入る。
水抜きアイロンまたはウェットアイロンって言われる技法で、しっかりテンションかけてクセを伸ばしながら、じゅうじゅう音を出さないようにプレスしながら真っ直ぐにしていく。
文章だと説明しずらいけど、やってみるとそこまで難しくない感じ。
今回は酸性でのアイロン技法と、アルカリでのアイロン技法の違いも一緒にレクチャーしながらやってみた。
スタッフさんにアイロン操作を伝えながらやってると…
おい、貴様、スタッフさんじゃねぇだろって。
でも、この真剣な眼差し。嫌いじゃないぜ。
なんでか、うちの門田も一緒に受講。
そして2時間半に及ぶ講習も終焉の時。
スタッフさんの懸命のアイロンがナオミの心と髪を素直にしましたよ。
うん、やっぱり7.8だと綺麗に伸びるね。
ちなみにアイロンをしてもらったのは、まだお客さんにアイロンで入ったことがないスタッフさん。経験が浅くても一生懸命アイロンをする、あとは7.8を使うとある程度は綺麗に伸びてきます。
もちろん酸性だと厳しかったり、効率が悪い髪はありますが…。
7.8使われたことない方いらっしゃいましたら是非一度お試しください。
アルカリと酸性、それぞれのメリット/デメリットを考えながら薬剤選んでもらえたらいいなぁって思います。
続けるだけじゃ意味はないけど、続けていなきゃ意味は生まれない。
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カテゴリー:仕事