トレードマークは赤いナイキ。

 

社内では比較的自由な格好が許されている。

（節度を守り、急な来客にそなえジャケットもロッカーに常備）

 

おそらく太り始めたころからだと思うが、ぼくの社内でのトレードマークは赤いナイキになった。

今日もそのナイキをはためかせ、後輩の指導にあたる。

 

写真でみると、ほんとごついな…

 

新日のTシャツきてたら、知らない人に

「今日はどこで興行ですかあ？？」って

プロレスラーに間違われるのも無理ない。

 

体は大きくても心と言葉は繊細に。

 

さて、後輩からすると僕はメンターらしい。

 

「阿南さんは門田さんのメンターやからね。」そう言われたものの、学のない僕にはよくわからない。

 

メンター？

 

違うわな…、そもそもこのキャラ知らん。

 

 

 

この、ドラマは面白いけど無関係やわな…

少し近づいた気がするけど。

 

 

とまあま、軽く色々考えたけど、結局よくわからなかったんで調べたら

 

 

こういうことらしい。

指導者というか、助言者みたいな。

 

で、僕がメンターなら門田はメンティなんだと。（メンディやったら面白かったのに）

 

僕のようになってくれるな！そう願いながら今日も指導に熱が入ります。

 

 

商品を紹介するときに、どんな話をするか。

ロープレしてみようってことで門田の話を聞く。

 

彼女は勉強熱心なので、商品の特徴、成分、価格、ラインナップ、などなど…よどみなく、お腹いっぱいになるまで話してくれた。

 

それに対して

よくそこまで話せるなぁと感心はするのだけれど、それだと門田はただの説明書でしかないよって。結局のところどんな話をするかではなくて、どう伝えるかなんだよね。

 

そんなことを偉そうに言ってます。

 

 

ただ後付けで言うだけじゃ、なかなか伝わるもんでもないから、よっしゃメンター見せたるわ！ってことで僕の番。

 

 

テンション上がりすぎちゃってZONEに入ると悪いくせが出てくる。

 

ホワイトボードに『今半を否定されたら？』

思い返すと何書いてんの？って自分でも思うのだが、さらに…

 

 

 

字が汚くて読みにくいけど『温しゃぶ（しゃぶしゃぶ温野菜というチェーン店）を推されたら』と書いてある。

 

つまり、高級店の今半と大衆店の温しゃぶを例に出して商品紹介の極意を伝えようとしているわけ。

 

要は付加価値だぞ、って。プレミア感、タイミング、大事だぞ、って。

 

言ってることは悪くないと思うんだけど…

…

 

…

 

…

 

おれ何やってんだ。

そう思いながらも止まらない。

 

でも門田は真面目にカキカキカキカキ…

 

 

 

この時の門田の心境を、私に理解することはできない。よってここに短いが動画をあげる。それで察していただいて、門田に会った際は慰めてあげてほしい。

 

メンティ門田、大変だねって。

 

 

担当は肉語、トレードマークはナイキ。

どう伝えるか？まさしくブーメランでした。

 

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