Orange Blog

阿南毅と小僧の心

少年老い易く学成り難し 「行88」

2017.08.06

一寸の光陰軽んずべからず。

 

うん、今の自分にピッタリの言葉だなと。

 

10代なら10代の

 

20代なら20代の

 

30代なら30代の

 

行動や考え方がある。

 

若い時は何も考えず、ただただ毎日を生きていた。目を閉じて眠れば、普通に朝がくる。学生だったら学校行って、社会人になれば仕事にいって、そこに夢とか希望とかそんなものはなかった。(僕の場合ね)漠然と毎日を過ごし、時間に限りがあるなんて思いもしなかった。

 

少し歳をとると、歳をとった分だけ頭を使いだす。経験から学んだことに身体が反応しているだけかもしれないが、こうするとどうなるか、結果がわかりだす。だけど、大きなことをしているわけじゃないから、大きな喜びや成功もなく、大きな悲しみや失敗もないわけだ。

 

さらに歳を重ねると、身体が反応するだけじゃなくなる。動く前に頭がより回転して、より正確な結果を予測しだす。そうすると無駄を避け人は動けなくなる。ただ動けないだけで、時間は進んでいく。

 

ちょっと待てと、自分は止まっていても時間だけはどんどん進んでいく。そうしていつの間にか置いてけぼりになるわけだ。

 

人生において時間の大切さを知るか知らないかは、とても重要な分岐点になると思う。

 

僕はこの歳になるまで時間の大切さに気づきながらも、知らないふりをして生きてきた。

 

「明日がある、明日がある、明日があるさ。」

どこかで聞いた歌。生きてる限り明日はくる。失敗しても明日はくる。

 

明日は明日の風が吹く。そりゃそうだ。今日の風は2度と吹かない。

 

明日への希望を語る歌や映画はとても多く、それらは多くの人を勇気づけ、励ます。これはこれでいいことだけどね。

 

明日があるから。それで時間を浪費してきた。自分にそのつもりはなくて無駄使いしてきたと結果が教えてくれる。

昨日書いたように僕はナルシストだから、自分を卑下することはしないが、時間は有限ということを知りながらも、大切にしなかった自分は100叩きの刑に処したい。

 

言い訳は簡単。あれやってる、これやってる、とても忙しい、新しいことはじめた、寝る間も惜しんでる、頑張ってる…書きながら笑ってしまうほどにダサい。

 

それは成長しない今までのペースの自分。

 

より高みにのぼりたいと、成長したいと願うのであれば、新しい自分のペースにしていかなければならない。

 

大槻が言っていた。(出典:カイジ)

「明日からがんばるんじゃない…今日…今日だけがんばるんだっ…!今日をがんばった者…今日をがんばり始めた者にのみ…明日が来るんだよ…!

 

すごい名言だなと思うんだけど、これを言った大槻は借金のカタに地下で重労働を強いられている。堕ちるとこまで堕ちて気づいたから、こうなる前に気づきたかったぜ…って作中で語ってる。(漫画だけどね)

 

まだ堕ちる前に気づけた分、僕は良かったかなとポジティブシンキングで締めよう。

 

 

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カテゴリー:日常