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阿南毅と小僧の心
マーケティング・コンセプト 「行112」
2017.08.30
水飲んでも太る、そんな気がする
どうも、オレンジコスメのアナキンこと阿南です。
昨日は炎上商法についてチラリとつん君が顔を出しながら書いたので、今日はその流れを組んでマーケティングのことを少し。
協会って集団はなんにでもあるようで(通称ニッパと呼ばれるパーマの協会もある)マーケティングにも「日本マーケティング協会」なるものがあります。
その日本マーケティング協会の定義によると
『マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である。』
とのこと。
この定義見ただけでも、うわぁ…めんどくさそう…って思う僕はマーケティングの「マ」の字も使っちゃいけないんだろうな。そうは思うのですが、どんな職業でもやっぱ知らないと厳しい世の中になってきてる感じがします。
大なり小なりマーケティングを活用している企業は多いです。
そんな企業がマーケティング戦略を展開するにあたっての基本的な概念のことをマーケティングコンセプトと言いますが、そのコンセプトには段階がありまして各段階で前提にしていることが違います。
其の1「生産志向」
前提…消費者は手に入れやすく、手頃な価格の製品を喜んで受け入れる。
生産性の向上や流通の効率化が主要課題!
価格の引き下げに集中することで、消費者が本来求めているニーズを見失うおそれがある。
其の2「製品志向」
前提…消費者は価格と比べて最も品質・性能・スタイルなどの良い製品を求める。
製品の品質向上に注力!
必要以上の機能向上を求めたり、多様な機能を付加したりして、消費者が必要としていない方向へ進みがち。
其の3「販売志向」
前提…企業が消費者の興味を刺激すべく努力しなければ、消費者は製品を多くは買わない。
相当の販売努力、大規模な販売活動とプロモーション!
消費者満足は二の次になるため、市場へやみくもに多くの商品が投入され、長期的には市場を荒廃させる危険性がある。
其の4「マーケティング志向」(消費者志向)
前提…消費者は自らのニーズとウォンツを充足する製品を求める。
顧客ニーズに焦点、統合的なマーケティングと顧客満足!
其の5「社会志向」
前提…消費者や社会の福祉を維持・向上させる。
マーケティングと社会との関わり方を考える!
他にもあるけどこの1〜5が基本的なところ。
他社になるがこのマーケティング・コンセプトの段階をキチンと通ってきている企業が僕のイメージにあって
そこはまず「生産志向」に全力だった。とにかく安くて、僕からしたら何やってんの?って感じだったけど、知らぬ間に「製品志向」になってて意外と…というか普通に高品質な物作ってるわけ。そしたら今度は「販売志向」で上手で巧みな販促してた。その後は「マーケティング志向」で目標とする市場で求められていることを正確に実行し、今は「社会志向」までやってる。少しの期間で知らない人はいないブランドになってた。
もちろんマーケティングが全てで、それが完全に正しい、なんてことはないけど少なくとも生産志向や製品志向であたりで止まっていると先行きが暗いのかなと。
まずは今どこだろう?って把握することと、次はどこへ向かうべきか方向を定めていくことが大切だなぁと書きながらマーケティングを学んでるアナキンでした。
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カテゴリー:小僧