化学のたまねぎ
pHの違いで見る、スピエラのウエーブ
2014.03.11
スピエラに適したpHってあるのか?
というテーマで、簡単な実験をやってみた。
スピエラ濃度を2%に溶剤で希釈して、pHを3~9まで変化させてそれぞれのウエーブの出方を見た。
スピエラは、酸性でも普通にウエーブをつけることができるので、ダメージヘア等のアルカリを持って行きたくない髪に比較的使いやすい。
時々アルカリ側ではウエーブが出ないと勘違いされている方もいるようだけど、pHに関わらずスピエラは還元剤として働く。
この毛束は、毛束屋さんの20cm毛髪を一度9トーンでカラーしたものを使った。
pH=3とpH=9まで行くと写真では分かりにくいが、リッジの出方や感触に影響が出る。
適しているかどうかは髪質や状況によるが、使用範囲としてはpH=5~8あたりが使いやすいかもしれない。
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